演奏会情報に載せておりました遊音堂でのコンチェルト演奏会無事終了しました。聴きに来ていただいた皆様本当にありがとうございました。アンコールは「星条旗」のホロヴィッツ〜加藤編でした。ちなみにベートーヴェンの1楽章のカデンツも「ベートーヴェン〜ブゾーニ〜加藤編」でした。この加藤編というのは自分で言うのもなんですが、なかなか曲者でして毎回悉く変わるので楽譜にしても仕方がないという迷惑な編曲で一言で言うと「やりたい放題」です…笑。そして、肝心のベートーヴェンですがやはりコンチェルト3番はどうも内容的に少し掴みづらく、聴いてるのと弾くのでは随分違いがあると思います。しかも2台ピアノでの演奏となると響きもオケの時と全く違うし、2楽章など伴奏はほぼ弦や管での長いフレーズなのでそれをピアノで表現するのは至難の業ということになります。部分的にはハチャメチャな部分や少し抜けた部分もあったのですが、全体に自分の表\現したいことは少しでも伝えることができたのではないかと思いました。一方、ショパンを弾いた山本さんも清潔感の漂ったなかなかの演奏を聴かせてくれました。彼のアンコールはショパンの「ノクターン 嬰ハ短調」有名なあの曲です。少し緊張気味だったものの、彼のいい所が十分うかがえる演奏だったと思います。次回は彼に是非バッハの1番を弾いていただき、私はバーバーでも弾こうかなとか思います。

 そしてこの前日にありました同じコンチェルトフェスタですが、こちらの曲目はプロコフィエフの1・2番というなんとも濃いプログラムでした。一晩でこの2つを演奏会で聴くことはまず無いと思います。演奏者は1番が中島五輪江さん、2番が有馬みどりさんでしたが、どちらもかなり熱演で伴奏者が大変そうでした(私も人のこと言えませんが…)。しかしどちらかというと、私は有馬さんのほうにプロコ臭をすごく感じました。彼女がモスクワ仕込みということもありますが、それ以上に体質的なものでしょうか。特に4楽章など圧倒されそうでした。でも感心したのは1番の中島さん、なんと浴衣姿での演奏でして実際に和服での演奏は初めてみたのでインパクトが非常に強く視覚効果抜群でございました。。

2006/07/09(Sun) 16:49
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