レオポルド・ゴドフスキー(1870-1938)
  The Great Pianist's Pianist!!

  編曲の世界では王者、堅物の世界ではキワモノである彼であるが、最近になって取りあげる人も増え、少しは見直されてきたのではないかと思う。しかし見直すも何も彼の功績が素晴らしいことなど言うまでもない。編曲の方が優れているとはいえ、彼のオリジナルの作品ももう少し評価されていい曲もあると思う。また極度のあがり症だったことは有名だが、ベルリン・デビューの時は例外的な幸運に恵まれてほとんどあがらず、熱狂的な歓迎を受け、当時ベルリンを席巻していたブゾーニと人気を二分した。                                そんな彼が大変な実力を持つピアニストであったにもかかわらず、それに見合うだけの評価を得ていない原因の一つに、前述のとおり彼が普段の演奏会では実力をほとんど発揮できなかったことがある。彼の技巧は、少なくとも練習室においては古今のピアニストの中で最も完璧なものの一つであっただろう。しかし、演奏会になると、ブレーキがかかってしまう。このことに対し、ホフマンを初めとするゴドフスキーの仲間は非常に惜しんだ。彼は巨大な音を好まなかったが、両手の独立、指の均等、ポリフォニックな絡みをこなす能力、全般的な仕上げにおいてピアノ音楽史に大きな足跡を記している。まさに「未来のピアニスト」といえる彼だが、彼の曲がごくオーソ\ドックスなレパートリーになるような恐ろしい日々は来るのだろうか…。

ホームページ制作、ホームページ作成歯医者SEOインプラントインプラント