フェルッチョ・ブゾーニ(1866-1924)
近代的な創造精神を持った改革者!
わりと知名度の高い彼だが、そのほとんどは例の「シャコンヌ」であろう。もはやバカの一つ覚えと言っても過言ではなく、なんとかならないものだろうか。彼は、全盛期ゴドフスキーと人気を分かちあうピアニストだったが、多分あがり症でないブゾーニの方が人気を保てたのではなかと思う。ブゾーニはバッハのオルガンからのピアノ編曲を残しているがこれは素晴らしいもので、これに比べるとリスト編曲が安っぽく聞こえてしまうほどだ。楽譜の校訂でも有名だが、編曲の功績に比べるとどうも…。ちなみに「ファウスト博士」なるオペラまで彼は作曲している。しかし彼の1903年1月の演奏会プログラムをCDのブックレットで見て私は卒倒した!最初に第一部ブラームスのコラールの編曲、ヘンデル変奏曲、第二部フランクのコラールとフーガ、なんとアルカンのカプリチオ2曲と長調エチュード2曲!第三部シューベルトの歌曲編曲とさすらい人幻想曲……当時の演奏会はこんなプログラムばかりだったのだろうか…そして彼がアルカンを取りあげているのは大いに興味深い。彼の演奏はもちろん個性的で特徴あるもので、ピアノロールでさえショパンなど驚くべき内容である。
Piano de Virtuoso





