マルク・アンドレ・アムラン(1961-)
  新時代のヴィルトゥオーゾ!
     ここに紹介するピアニストにしてはかなり新しい世代にあたるが、彼のレパートリーは新しいものが多く、近現代のほとんど知られていない作曲家をかなり積極的に取り上げるなど昔のピアニストに比べて相当革新的である。一体彼のレパートリーはどれほど広いのだろうか。しかも決して珍曲辞典CD付のような、低レベルなものではなく、とても高水準で技巧も信じられないものである。彼の音楽は時に冷たいなどと評されるが、それは冷静なアプローチとあくまで現代的な解釈によるもので、彼の実演などはとても熱っぽい。若い頃彼がライブで演奏したリスト編の「タンホイザー序曲」は、シフラをも超える史上最強の爆演だったらしい。
  まぎれもなく、彼は現代ピアノ界において最高のテクニックを持つ一人である。複雑なスコアだろうが全くインテンポで明晰に弾き切る、という点には驚愕するしかない。おそらく人類の到達した最高点であり、鮮やかに、かつ音楽的に聴かせることのできる能力の素晴らしさも持っている点から考えると、彼はもはやピアニストの最終兵器だろうか。
ホームページ制作、ホームページ作成歯医者SEOインプラントインプラント